2015年11月2日月曜日

土地値と土地売買価格が違う理由

最近は、エスカレーターなどで、たまたま、女性の後ろに立つと、必ず、小走りに去られる、カクセイ渡辺です。

益々、縁遠くなってきたということでしょうか、、、。

いえ、本物の不動産屋らしく「危険な香りのする男」になってきたとポジティブに捉えていきます!!

ドンマイ!私!

ということで、不動産の取引にも、様々な危険が潜んでいます。

そういった危険を、事前に察知して、リスクを排除するのか、許容するのか、回避するのか、そこ見極めが大事ですね。

弊社カクセイの最近の事例だと、土地のリスクです。

弊社が、新築アパートの企画提案を差し上げて、クライアントに古家付で仲介売買した土地、古家を解体してみたら、なんと!

井戸!が出てきました!


東京都の23区内にも、公営の水道とは別に、井戸水を生活用水の一部として使っているご家庭がまだあります。
土地の売買は、相続がきっかけになる事が多いので、元々住んでいた当人であれば、その事実を把握されているのでしょうが、子の代や孫の代になるなど、生活をともにしていない人が相続人の場合、そういった事実も把握していない事が考えられます。

こういった井戸は、整備もされていないので、埋められる事が多いですが、それを瑕疵としてトラブルに発展するケースもあるかと思います。

井戸が出てきましたけど、埋めていいですか?」とお伺いしたときに、


「うん、い〜ど〜。」


・・・・。


と気持ち良く答えてくれる方は、多くありません。

「えっ〜!大丈夫なの!?」ってなります。普通は。

大丈夫な事の方が多いのですが、中には、隣の方も、その井戸を使ってるなんて事も絡んできますと面倒ですね。

お祓いをして、埋めます。
ほかにも、


  • 解体にお金が掛かる
  • 地盤も軟弱であったりすると、それによって地盤改良費が高く付くとか
  • 地面を掘ってみたら、ガラが埋まっていて処分費用がとんでもなかったとか
  • 隣地の人に土地の境界について、確認と承諾をしてくれず、揉めるとか


などなど。

イベントが盛りだくさんで、イベント事に費用が発生しますから、予算オーバーにならないように、予算の見積もりには、余裕をもたないといけません。

ただし、築年数の古い、中古物件を買う際に、土地値の相場を検討材料にする投資家の方も多いですが、実際に売却する際には、上記の様な費用が加味されますので、相場と言っても売却する状態によっても値は多少ずれます。

不動産価格の多少ですから、、金額はウン十万からウン百万ですので、ご注意を!



不動産運用は「KAKUSEI」へ!
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