2015年11月21日土曜日

重要事項説明書を作成するためには!

はじめまして! この度、六本木の不動産ベンチャーカクセイに入社、いえ!入門した。

人のヤスシです!

私は、前職は別業種で、宅建の資格はとったものの、不動産業は未経験だったのですが、ご縁がありこの度、カクセイの一員になりました!

未経験者、不動産の素人だからこそ書ける、「一から学ぶ不動産業」を記事にしていきたいと思います!!

師匠の渡辺からは、一人前になるまでは顔出しNGとのお達しですので、失礼承知の上で、このような形でご挨拶をさせて頂きます。

今年のハロウィンにて
安心してください!イケメンですよ!

さて、今回は、区分マンションの売却の売買仲介が、まとまったとのことで、売主様の媒介を預かった弊社としては、重要事項説明書の作成をしなければならないとのことで、調査に出向きました!

不動産の調査とは、買主様や売主様が気持ちよく取引して頂くために、建物に不備がないのかを確認する仕事です。非常に大切な仕事なのです。

この調査を怠ると、建物自体が、違法建築物であったり、当時は合法でも、現行法令では、既存不適格と認定されるようなこともあり、例えばそのことによって、建物の価値が下がります。そうなると、売買取引価格自体に疑義が生じますので、

「そういう事情がわかっていたら、買わなかった!」とならないように!

と、果ては、我々も重要事項説明の過失により、損害賠償責任を負う形になりますので、宅地建物取引業法に基づいた調査は必須となっております。

都電荒川線「面影駅」ホームにて、建物外観撮影後、千代田区役所へ

調査事項も色々あるのですが、今回は、千代田区の「環境まちづくり部建築指導課建築事務係」の窓口へ訪れました。

目的は、

台帳記載事項証明書
建築計画概要書

を取得して、建築当時の届出内容と、現状の建物に変わりがないかを確認する事に利用します。築年数が10数年過ぎていると、当時と違うこともあるそうです。

台帳記載事項証明書とは、建築前の建築確認や、建築完成後の完了検査の証明書が発行されていたかどうか。一棟物だと、検査済証が発行されていないことはよくあるそうです。

建築計画概要書とは、建設当時の資料ですので、当時の接道条件や、申請した建ぺい率、容積率、建築主、建設会社がわかるなど、読み取れる情報も多いです。

こういった調査を充分にせず、売買をしている、不動産業者さんもいるとかいないとか。

他にもまだまだ、調査することがありますが、今日はこのへんで!

今後ともよろしくお願い致します!


不動産運用は「KAKUSEI」へ!
※お問い合わせやご依頼等は、

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