2016年1月31日日曜日

契約更新と賃料アップを見極める!

賃貸の繁忙期真っ只中!
昨年坊主にしてからようやく髪が伸びてきた、カクセイ上田です!

最近の私の作品:駐輪シール

さて、例年1月〜3月は賃貸の繁忙期と言われていますが、人の移動が多いということは、逆に解約が多い時期でもあります。

弊社の管理物件でも解約連絡が入ってきてまして、その理由は、

・実家に戻る
・結婚して二人暮らしをすることになった
・国へ帰る(外国人の方の場合)
・転勤

など様々です。
上記の様にどうしても住み替えなければならない理由がある方もいらっしゃれば、

更新料を払うぐらいだったら住み替えようかな?」

と考えられて解約の連絡される方も中にはいらっしゃいます。

この場合、オーナーの立場からすれば更新料を減額や免除してあげて住み続けてもらうというもの一つの投資判断であると思います。

仮に、解約になった場合の賃貸募集にかかる費用としては、

・広告料(地域の商慣習や不動産業者の募集方法により発生します)
・賃貸仲介手数料
・原状回復費用

があり、さらに損失として見込まれるものは、

・空室期間の未収入損
・再募集賃料の下落による下落損

が上げられます。
東京の都心でも、近頃は、礼金2ヶ月なんてとれる物件は珍しいですし、敷金を預かっていても、入居者に対して原状回復費用をまるまる負担してもらうことも難しい時代です。

入居者が入れ食い状態というのは見込めず、各客付業者による入居者の囲い込みは進む一方のようです。

つまりは、入退去時のコスト負担と比較して、更新をきっかけに退去する入居者さんに引き続き借りてもらうコストの方が安いということですね。

ただし、現状の賃料が安く、再募集した場合には賃料が上がるなどの場合には逆転する場合もありますので普段から賃料の再査定・収支シミュレーションをして判断していくことが大事です。

賃貸経営といっても商い(アキナイ)ですので物件に空きない(アキナイ)ことが重要ってことですね。

なんつってー。


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