2016年1月12日火曜日

寝込んだ入居者に注意

年初草々、アパートの入居者の安否確認へ出向いたカクセイの渡辺です。

不動産管理の現場ですと、ごく普通の光景ではありますが、不動産投資を始めて間もない方は、自分の物件に限ってはそういうことは起きないと信じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

≪立ち寄った公園にて≫

なお、今回は、「連絡が急にとれなくなった」ということで連絡があり現地に駆けつけたわけですが、これが「異臭がする」とかだと最悪ですね、、、。

大体、若い方で企業に就職していて、社会にも溶け込んでいる方だと、一日連絡が取れないだけで、家族、友人、職場の方など、心配された方が、ほぼ連絡してこられますので、問題が万が一起こっても、発見は早いです。

これが、友達もいない、身よりもいない人や、職場も転々としていたり、無断の離職が多い非正規雇用であったり、高齢者だったりすると、何かあっても発見されず「異臭」騒ぎになったりするのであります。

また、賃貸物件の人的トラブルは、あくまで確率の問題と捉えて、予防策など講じて置かないといけない事になります。

今回は、大家さんが、独り暮らしの80歳超のおばあちゃま。
しかも、賃貸併用住宅という形で、自宅の奥に1K間取りの住宅が6世帯ついていました。

結局、賃借人のご本人は、中で寝ていて、携帯の電源が落ちていたので、起きなかっただけという結末でした、、、。

「問題ありませんでした。お騒がせしてすみません。」と大家さんに報告する私。

大家さんは、安堵のした瞬間に、大粒の涙が、、、。
老後の為にと、ご主人と自宅を建て替えたアパート。子供も巣立ち、ご主人も急逝されたあととのことで、心細さもあり、色々な事が不安に変わるそうです。

こういう大家さんの気持ちのフォローも考えると、不動産管理サービスを提供する側としても、より長期で安心できるものにしないといけませんね。

とにかく、何事もなくホッと致しました!


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