2016年4月24日日曜日

震災の教訓と不動産の土地仕入れ業とは

先週の熊本地震の被害が拡大しています。私も超微力ながら募金をさせて頂きました、KAKUSEIの山口です。

改めまして被災された九州の方々には、KAKUSEI社員一同、心よりお見舞い申し上げます。

さていわゆる売主業者の場合(もしかしたら私だけの話しなのかもしれませんが)、地震や台風などの天災があった後は必ず工事進捗中の現場を確認に行きます。作業中の職人さん達にケガなどはないか、建物損傷はないか、などなど確認しなければなりません。

前回の東日本大震災の時には、私は外回り中でクルマを運転していた際にあの地震に遭遇しましたが、その後の行動はと言えばすぐに自分の担当現場に向かったものです。

横浜は東戸塚の現場から、大渋滞にはまりつつ鎌倉の現場まで飛びました。

自分担当の現場でしたし、たまたま東戸塚方面にラクに向かえる場所におりましたので、飛んだ次第なのであります。

幸い、どちらの現場も職人さん達は通常通りに作業中でした。むしろ「すげー揺れだったな!お前、大丈夫だったか?」などと逆に心配して頂いたり「建物は大丈夫だよ。今の建物はあのくらいでも倒れたりはしないから!」と太鼓判を押してくださったり本当に頼りになりました。

≪↑ 高圧線を見ると、当時を想い出す・・・≫

安心したのも束の間、職人さんも自分も今度は家族や会社などと連絡がつかず、そっちで心配になって、帰った方が良い、との判断でそのまま国道134号線まで出て急いで帰ったのを覚えています(津波警報が出ていて134号線はパトカーや消防車が避難勧告を出していましたね)。

地震後に出社した後はみんなの無事を喜びつつ、再度の現場確認。そして自社で賃貸物件も複数所有しておりましたので、その確認にも奔走しました。

しかしこれが売主業者、管理会社としての責務です。

販売中の現場であれば、現場に損傷はないか。賃貸管理物件があれば建物に損傷はないか。こういった事が担当者レベルで即思いつくものなのか、身についているものなのか。それがその会社全体の資質が分かるのではないか、と個人的には思います。現場監督さんだけに任せて良い場面ではないですからね。

今回の地震がきっかけで、もしかしたら関東でも大地震が起きる可能性がより高まったかもしれません。もし万が一そうなってしまったら、私たちKAKUSEIも自社物件、管理物件のフォローにもちろん奔走します!

ちょっと今回はマジメな話題でお届けしました!


そんな事を思いながら私は、今日も明日も、案件の下見と役所調査と法務局に赴くのでございます・・・。


不動産運用は「KAKUSEI」へ!
※お問い合わせやご依頼等は、

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