2016年4月16日土曜日

管理会社の賃貸契約は穴だらけ

みなさまこんにちは。カクセイの江田です。

九州地方、熊本県の被災された皆様、被災地にご家族、ご親類、知人友人がいらっしゃる皆様に置かれましては、カクセイ一同、心よりお見舞い申し上げます。

これ以上被害が広がらないこと、また一日も早く事態が収束することをお祈り申し上げます。

さて、暖かくなってきたということで先日はゴルフに行ってまいりましたが、んー、まだまだ寒いですねぇ。気温もそうですがスコアも寒いです、ハイ。


<一生懸命ゴルフ場を耕すワタナベ>

さて。

お陰様で売買部門が好調を見せる中、我々管理部門(PR部門)も新規管理案件がドドーンと増えており、活気付いております!

管理移行に際して、前管理会社より賃貸借契約、保証会社契約、賃貸解約の手続き等を引継ぐ訳なのですが、手を焼く案件もしばしばありまして。


更新契約がされていない

更新契約がされておらず、もう何年も法定更新になっている案件で、原契約書では連帯保証人の署名・捺印があるものの、途中で記載がなくなってしまったりで、書面を交わそうとしても、非協力的であったりあるいは連帯保証人が亡くなってしまったりしているケースはよくみられます。
酷い場合は契約書すらない事もあります。困ったものです。


保証会社が引継げない

前管理会社が利用していた保証会社が引継げない場合があります。
こういった場合には契約者様に新たな連帯保証人を追加頂くか、新たに保証会社へ加入してもらうようにして頂いています。ただ入居者の負担で保証会社加入となると、大体が協力してもらえないのでオーナー負担となるケースが多いです。


賃料保証が受けられない

前管理会社とはサブリース契約を結んで賃料保証を受けており、オーナーは滞納状況を一切知らず、管理移行のタイミングで初めて保証会社による明渡し手続きが行われている事を知ったケース。
訴訟に際し、オーナーに賃料が保証されていると損害がないと見なされて、提訴出来ない可能性がある為、保証が一旦打ち切られる事があります。


前管理会社が非協力的

賃貸借契約書の引継ぎをせず、賃借人からも契約書を回収し、破棄をしてしまう非協力的な管理会社もあります。挙げ句の果てには入居者に有る事無い事を吹き込んで退去させるという暴挙にでる酷い管理会社もあるようでして…。


このように賃貸借契約に何かしら問題がある案件は意外と多く、オーナーも管理会社に任せきりなので実態を把握していない事が結構多いのです。

皆さまも今一度、ご自身の物件がどのような状況なのか不動産透視をしてみましょう。

それではまた!


不動産運用は「KAKUSEI」へ!
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