2016年4月30日土曜日

電話に出ない住人と連絡をとるには

こんちには!ヤスシです。
今回は、管理会社変更のネタです。

>先日、友人との待ち合わせに選んだハチ公前、この木は桜だったんですね<

管理会社変更を行う場合、賃借人様と連絡します。

ですが、平日休日の朝昼晩と電話しても通じない。伝えたいことがあるのに、伝えられない。あぁ、もどかしいな、こんなにも想っているのに(照)。

中世の貴族の息子が身分の異なる女性を想い、月夜を見上げてる場面のようでもありますが、実際に僕の目の前にあるのは大きなPCのモニターでした(悲しい)。

とにもかくにも、連絡をとらなければなりません。

電話が通じない相手に対してメッセージを送る方法は、

1)手紙を送る
2)訪問する
3)賃借人様に近しい人に依頼する
4)ショートメールを送る

1つ目の手紙は、電話に出ることができないほど忙しい人は見てくれません。特に、正式な文書(配達記録・書留・内容証明など)を通知する方法は、何かやましいことがある人や法的な手段に必要な場合を除いてあまり得策とは思えません。ポストカードのような形式で送ると、見てくれることもありますね。

2つ目の訪問は、これも万が一外出中だったり、居留守を利用されると、移動時間が無駄になってしまいます。他にできることはなかったのかと自己嫌悪することもあります。居留守は別の方法で解決できますが、それでも他に有効な方法はないか考えます。

3つ目の賃借人様に近しい人(勤務先、ご親族など)に連絡する方法は、効果はありますが、やり方を間違えると賃借人様の逆鱗に触れかねません。相手に負荷のかかるコミュニケーション方法を取ると、絶縁状態になるかもしれませんから、よく考えてから行うべきです。

ここは、4つ目のショートメールで行くことにします。相手に負荷をかけず連絡を取る手段としては効果的で思った以上の効果を見せてくれます。どの方法にも共通して言えることですが、絶対に賃借人様を見下したり、非を責め立てたりしてはいけません。家賃の支払いや工事費の支払いなど協力してくれなくなるかもしれません。

これらの方法で何とかコミュニケーションをとります。

私「ぽちぽち(スマホで賃借人様にメールを送る音)、よし!通知完了!」

数時間後、数日後、それでも連絡が来ません。

賃料振込先が変わることをどうしても伝えたいな。手紙は読んでくれたかな。と心配は尽きません。

それでも、相手が返事してくれない場合は、通知する内容を変更します。この段階で、取り敢えず「忙しい」という理由は取り除いてみても良いかもしれません。ショートメールはすぐに返せますから、他に連絡できない理由があるのか、と考えます。

それが、やましい理由なのか、賃借人様の価値観(面倒くさがり)であるのかは個別に判断するべきですか、その検討によって賃借人様がどうしても連絡を取らなければならない環境を作ってあげるのです。

例えば、4つ目のショートメールに、3つ目の近しい人に連絡するを加えてみるのです。

私「ぽちぽち(5/1までに連絡が取れない場合は、勤務先•ご親族に相談させていただきます)」

細心の注意を払ってメールを送りました。ここでは、あなたは悪くないですよ、でも対応してくれれば別の問題が解決で巻きますよというニュアンスを含めるように頑張ります。

しばらくすると、私の電話が鳴り響きます。 よし、来た!ついに連絡が来た!やった!

このように賃借人様の状況、こちらの要件の内容に応じて、通知の手段と内容をミックスしながら、コミュニケーションをとろうと努力します。よく管理会社と賃借人様が、敵対する場面が記事にされますが、私たちは賃借人様と理解しあう仲間になることを目指します。

僕はまだまだ未熟者ですが、賃借人様にとってもオーナー様にとっても良い管理会社になれるように頑張ります!

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