本日は、恒例になって参りました弊社のクライアントの方から寄与頂いた記事になります!不動産業界以外の方の視点から、今後の不動産マーケットを語って頂くと新鮮です!
それではどうぞ!
ここのところ数人の友人からマネーショートという映画面白かった!っという声が複数あり、滅多に映画なんぞいけなくなった中、昨晩レイトショーを見に行ってみました。
まず、冒頭にこれは実話であるというくだりが出てきましたが、中には実話とは思えないようなシーンがいくつか。。。。
(例えば、デリバティブ契約書の調印を受付の前のロビーでやってしまうなど、今よりも甘かった時代だといえ、あり得ないとは思うんですが。。。)
そーんなことは演出だろうから、まぁいいとして、おそらくすでに観た方もいるかと思いますが、いわゆるリーマンショックの元凶となったサブプライムローンの話です。アメリカの住宅バブルに気が付いた幾人かのファンドマネージャーがそのポジションをショートして大儲けするという内容ですね。
ただ、何を一般の人たちに伝えたかったのかがうまく表現されていないような感じがしました。とはいってもおそらく専門家の指導はあったでしょうから、きっと映画作成にあたって、スポンサーとか保険会社とかいろんな登場人物の指摘によりこうなったんだと思います。
また。専門用語が多かったので、おそらく100%理解できた方は少なかったのではないかと思います。
もし、この映画の描写が正確に住宅融資の実情を忠実に表現していたとしたら、はい、それはそれは大変なことが起こったんですね。
現在の日本の実情と比較するとは日本はバブルとは程遠い状況でとても健全な状況だと相対的に思えます。
今、不動産投資を行っている日本の投資家にとって、やはり気になるのが、ここのところ不動産価格が上がって、そろそろピークなのではないか?
そろそろクラッシュが起こってしまうんではないか?
ということだと思います。私も常に考えます。
特に8年前に起こった世界金融恐慌がまだ記憶に新しいので、慎重にならざるを得ません。
ただ、そういう記憶が我々にまだ鮮明に残っていて、びくびくしながら投資している間はやはり通説どおり同じようなクラッシュはないと思っています。
不動産融資額がバブル期を超えたというニュースが流れて、これは大変な過熱感があるのではないか?と思う方もいると思いますが、日本のバブル期は四半世紀も前のことです。
その時と流通するお金の絶対量も違いますし、投資家の数もずいぶん違います。なので単純に比較はできないでしょう。
私の観察では、現状の日本においては不動産バブルが国内の純粋な投資家によっておこるような環境では全くないように思えます。
外国人がキャッシュで買い上げて、その後クラッシュしても大したインパクトはないとも思います。
いいことかどうかわかりませんが、現在の融資環境が続くようでは投資用不動産の値段がこれ以上上昇する余地は限られているように思えるので、日本のバブル期のようなタイプの不動産バブルは起こり得ないように思えます。
ではどんなリスクが今後我々が待ち受けているかということですが、、、
今日はここまで!
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