2016年2月29日月曜日

真夜中の安否確認に警官立会い

まだまだ寒い日が続きます。みなさん、こんにちは。春を待ちわびている江田です。

さて、夜遅くに当社へ一本のお電話が。

入居されている方の親御様のようでなにやら落ち着かない様子。

「息子と連絡が取れないんです…」

話しを伺いますと、ここ何週間か息子さんと連絡が取れない状況で、会社に連絡するも、すでに辞めてしまっていたので、慌てて東京に飛んできたといいます。

インターホンを鳴らすも全く反応がない為、部屋の鍵を貸して欲しいとの事。

とりあえず、ワタクシからも息子さんへ電話をかけてみます。
が、繋がりません。

ウーン、嫌な予感がします…。

何かあっては遅いという事でワタクシも現場へ急行する事にしました。
万が一にも何かあった時の為、警察を呼んで立ち会ってもらうよう手配。

なにもなければいいのですが…。

現地にはすでに警察官と親御様が待機されておられました。

ドア越しに警察官が呼びかけます。


ドンドンッ!「◯◯さん、いらっしゃいますかー」

返事が全くありません。
用意していた鍵で解錠することにします。
ハァ・・本当に嫌な瞬間です。

警察官に鍵を渡し、いざ中へ!

≫写真は当現場の物ではなく参考まで≪
警察官→親御様→ワタクシと続いて入室します。

室内は電気が消えており暗い廊下を進んでいきます。

単身用の1Kマンションなので長くない廊下ですが、いろんな事を考えるあまりかとても長く感じます。
廊下の先に居室の扉がみえます。

居室の扉を警察官がゆっくりと開けてみると…

「ひぃ!」

い、いました!布団の上で明らかに人がうずくまっています。
そして真っ先に駆けつけたのはお母様でした。

「アンタ―!なにしてるの!」

お、お母さん。そんなに揺らしちゃダメ…

「う、ウーン…」

おお!?生きてる!
幸いにもお子さんは意識もはっきりしており、どうも寝ていた様子。

安否確認が、安眠確認になった瞬間です!

その場の全員安堵し、事件性がない事を確認し、警察官は退出。ともあれ何事もありませんでしたのでホッとしました。

このように、ご本人と連絡がとれず、家の中で倒れているとか、事故の疑いを、親族の方や、勤務先の方に持たれてしまうと、警察の方、立会いのもと、安否確認目的の室内立ち入りが可能となりますので、独り暮らしの皆様、くれぐれもお気を付け下さい!!

それではまた!


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