2016年3月19日土曜日

さくら前線と不動産の決済前線にて

そろそろ、東京都内も桜が咲き始める頃だそうです。今年のお花見が楽しみですね。カクセイのまだ花見ずに、鼻みずと止まらないよ花粉症の渡辺です!

冒頭からすみません!


さくらの写真が、まだありませんので、先日ホワイトデーのプレゼントで、贈ったさくら柄のハンカチの写真でご勘弁下さい。

最近日中眠気に襲われるのですが、どうやら寝ている間に鼻が詰まり呼吸困難で、熟睡できていないようです。トホホ。
仕事に支障があるのは、つらいので、鼻にストローでもさして寝ようかしら、、、。

こんな感じに!


写真は、去年の人間ドッグで、鼻から入れる胃カメラの施術前の私の写真です、、、。
自虐ネタですみません!

さて、最近の担当業務柄、不動産の現場に出ることが少なくなったのですが、先日は久しぶりに、区分マンションの決済に立ち会って参りました。

10時くらいから始まって、終わったのが13時。

融資利用もあったので、信金の支店の5畳ほどの会議室に、大人が8名。

買主様(弊社のクライアント)
売主業者の方(上場系)
売主の仲介業者の方(今回の物元・信託系)
③の研修中の社員の方
司法書士の先生
信金の融資担当
カクセイ武中
カクセイ渡辺(野次馬的に参加)

基本的な不動産の決済というのは、シンプルにいうと、買主が売買代金の全てを支払って、売主がそれを確認したので、権利書を渡し、司法書士が、所有権を移転するという行為です。

当日、不動産屋がやらなければいけない事はありません。あるとすれば、買主さま、売主さまが、気持ち良く、トラブルことなく気を遣うことのみです。本来は、専門職的な業務は、決済を迎える前に終えていなければいけません。お金を払う当日や、支払後にトラブルが起きるのは避けなければいけない為です。

不動産仲介の現場では、当たり前のようにこうして、当事者同時が立会いの元、面前で行う儀式的なものです。

私は、もともと不動産のマンションデベロッパー出身なので、決済というものは立ち会った事がありませんでした。ほとんど遠隔で、事務方のスタッフが対応するものという認識だった為です。

引渡しで立会いをするなら、物件の現地の方がよほど大事です。

なので、不動産仲介の仕事を始めた時は、違和感があって仕方有りませんでした。
今回も、数千万の取引とはいえ、お金の移動だけで、8名の大人の時間が拘束されたわけです。

通常早ければ1時間程度で終わるものですが、それ以上時間が掛かるのは、ほとんどが、仲介に立ち会う不動産業者の段取りミスです。今回は、売主業者さんの送金先口座の確認ミス。やっぱりね。

また、よくあるのが、銀行間のお金の送金と着金に時間がかかるケース。それは、金融業界の仕組みの問題なので、どんなに急いでも、時間が掛かってしまうことは仕方有りません。

問題なのは、それをわざわざ、互いに面と向かって待つという行為です、、、。

実際は、融資する金融機関も、ほぼほぼ、立会しなくても融資実効と送金をしてくれます。
たまに、立会いじゃないと融資実効しませんという、融通の利かない金融機関もありますが、その背景は、

① 融資実効した資金が買主の口座に入り、買主が売主に支払わず逃走する
② 買主から送金された売買代金を持って権利書を渡さず、売主が逃走
③ 権利書は渡されたが、売主は、すでに他人に所有権を移転していた

上記のケースが、あった為とか。
また、決済当日のトラブルとしては、忘れ物をするケースが大半ですが、これも仲介業者がしっかり事前の案内と確認を怠らなければ、ほぼ起こりません。

このような背景から、不動産の決済が立会いで行われるケースは、当日、何があっても当事者が揃っていれば、その場でなんとか解決できるだろうという、不動産業者の自己都合が本音だという認識です。

実際、前の職場でも、同じ環境で、同じような物件取引してるのに、ある営業担当者だけは、毎月のように、よく権利書忘れたとか、実印忘れたとか、なんだかんだトラブルになっていました。

また、大手の看板しょってても、不動産仲介の担当さんにしっかりした人、実際多くはないですから、仕方ないかもしれませんね。

要するに、立会しなくても済むことに、不動産屋さんの慣習的都合で、立ち会わされないようにしましょうということです。

また、引渡し伴う、引継ぎ事項、書類だとか鍵だとか大事な事の有無は、決済時ではなくて、不動産契約時に全て確認してからでないといけません。

不動産屋も、宅地建物取引士という士業として認識されたいなら、不動産取引の安心安全かつ簡略化により務めないといけませんね!!


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