2016年3月12日土曜日

流れ出てくる土地情報と鼻水と。

鼻水が止まりません・・・。
風邪なのか花粉症なのか?

花粉症は対策してありますし特有の鼻水鼻づまりではなく、鼻水だけがひたすら流れ出てくるので風邪確定な仕入担当、山口です。

さて今週も様々な情報が流れ出てくるように入ってきました。

今回も横浜の情報でいってみましょうか。

「いい情報だよ!!」と意気盛んに情報提供者様からお電話を頂き、詳細を聞いてそのまますぐに現地へ下見に行きました。


そして出ました、またも擁壁です。
擁壁は良いのですが、その擁壁に検査済があるのかどうかがポイントです。


今回の現地はその擁壁の上にある新築戸建てが擁壁の際まで建物が建てられており、情報提供者様もその様子を見て「擁壁は大丈夫だよ!」と言われます。しかしどうみてもその擁壁が怪しく、私自身は疑いの目が晴れません。擁壁の上の戸建ては恐らく深基礎にしているか、杭工事をして対処しているか。

なぜそこまで拘るのかと言いますと、擁壁の検査済があるのとないのとではアパートプランがどの程度の戸数が入るのかで大きく変わるからです。もし何も問題のない擁壁なのであればアパートの戸数が稼げる=購入者様の利回りも稼げる=仕入金額も売主様の希望に沿う金額がご提示ができる=情報提供者様も当社も利益を確保できる、と関係者皆さんがウィンウィンになるわけであります。

結局現地を見たのが週末だったため、明けて翌週にすぐ、市役所へと調査。相談員の方にもヒアリングしましたが、昭和40年代に築造された擁壁で申請はされていたものの確認済、検査済はありませんでした。従って擁壁下の本案件は擁壁天板から安息角で防護壁を築造するか(45°か30°で設計時に市の建築主事さんと決めます)、安息角以上で建物を逃がしてプランニングするかとなります。

そして擁壁の上の戸建て住宅は私の睨んだ通り、杭工事で対処しておりました。だから古い擁壁でも際に建物が建てられたんですね。

クルマの進入もできませんから建売用地にはならないため、そういった点も含めて情報提供者様及び売主様にお伝えし交渉を始めていくのでありました。

流れ出てくる情報も、よくよく調査していくと事実がたくさん出てきます。

不動産は、そこに行けば喋らなくとも、自ら語り掛けてくるのです。

よーく耳を澄ましてみてください。

ほら、聞こえるでしょ?不動産くんの声が・・。

・・・ちょっと怖いですね、私


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