2016年3月31日木曜日

賃料査定のコツは、思い込みはさてい置き

もうすぐ春ですねぇ〜♪ 恋をしてみませんか♪
みなさん、こんにちは。季節に恋にと春を待ちわびている江田です。




写真は残念ながらワタクシでは御座いません。
絵的にいい雰囲気だったので思わず撮ってしまいました。

あぁワタクシにもこんな春が欲しいものです。

さて。

売買部門より賃料査定の依頼がやってまいりました。

査定が来るという事は具体的な仕入れの話しがあり、やがて管理に繋がる話しでもありますので、ワタクシとしてはお見合い前の写真をみるような期待感いっぱいの瞬間であります!

場所は品川区の某駅。もう品川区というだけで最高ですね!駅からも徒歩7分と申し分ありません。

いいの持ってくるじゃない、タケちゃん(武中)。

武中  

「でしょう!間取りはこれです」

ワタクシ

「えーっと、どれどれ。」
「・・・。1戸9.5㎡ですとー!?」

武中


「そうなんですよね。どうなんでしょう。」

ワタクシ

「どうしましょう…」

賃料査定にはとても気を使います。賃貸が決まらなければ、利回りも机上論になってしまいますので、管理部門としては査定額が慎重になります。

もちろん慎重になることは大切ですが、あまりにも賃料設定を安く見積もるのも問題です。

よくあるのが、自分にリーシング力がない為に客付けする自信がなく、相場よりも遥かに低い賃料設定をしてしまう事です。査定額から仕入れ価格を算出しますので、そもそも仕入れ自体が出来なってしまいます。

これは賃貸募集時に関してもそうです。

オーナーに文句を言われたく無いから、相場賃料よりも安く設定して早く決めてしまおうという管理会社もあります。

周りの市場をよくみて、客観的に判断する事が大切ですね。

さて、今回の物件はどうでしょうか。

個人的には10㎡以下に戸惑いを感じるといったところなのですが、市場としてはどうなのでしょうか。

まずはデータ面から各ネット媒体で周辺の募集状況から成約事例を判断材料としてみます。

現在の募集状況であれば周辺にどれだけ競合物件があるのか、いくらで募集されているのかが分かり、成約事例では募集賃料に対して、実際にどのくらいの賃料で成約されたのか、成約までの期間等が分かります。

今回は同じような新築物件が6.2万で募集されておりました。成約事例としては昨年に築浅の類似物件で5万後半で募集から1ヶ月程で成約されています。

意外と決まるのか?

やはりここは実際に客付をしている賃貸仲介業者さんの生の声を聞いてみましょう。

ワタクシ「品川区の◯◯駅徒歩7分で場所なのですが、間取りが10㎡以下って家賃どれぐらいですかね?そもそも入居者つくんでしょうか?」
仲介業者さん 「いや、狭くても場所が良ければ結構、客付け出来ますよ。6万弱ぐらいですかねぇ。ロフトは必要ですけどね。品川区に築浅のアパート自体供給少ないんで、需要あります。」

ワタクシ「どんな入居者さんつきます?」

仲介業者さん 「就職や入学で上京される人か外国籍の方がメインですね。物件持ってきてくれたら直ぐにでも客付しますよ!」


おぉー心強い!他にもヒアリングしても意外と好感触な返事です。

物件が狭いからといって、査定に対しても心が狭くなるところでした!

まぁもう少し精査必要ですが、場所次第でこういった物件もありなのかもしれません。

それではまた!



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